リスクアセスメント【risk assessment】
危機が発生した場合、発生源、伝播の経路、被害者の反応、発生頻度などのデータに基づき、どれだけの影響があるかを事前に評価すること。危機評価。
リスクアセットレシオ【risk-asset ratio】
危険資産比率。銀行の資産を与信リスクの程度に応じてウエートづけしたうえで合計したものに対する自己資産の比率。資産の内容まで勘案して銀行の支払い能力を指標化するので、ギアリングレシオよりすぐれているとされる。→ギアリングレシオ →リスクウエート
リスクアタッチ【risk attach】
保険者の保険責任が開始されること。
リスクアナリシス【risk analysis】
《analysisは分析の意》危険な状況が起こる可能性を、情報を確認・管理・交換するなどして分析し判断すること。危機分析。「食品安全の—」
リスクいんし【リスク因子】
《risk-factor》特定の疾患にかかりやすい生体の形態的・機能的要素。例えば、動脈硬化症のリスク因子は高コレステロール血症であるなど。危険因子。
リスクウエート【risk weight】
総資産を算出する場合に、保有する資産(債権)の種類ごとに危険度を表す指標。自己資本比率は総資産を分母に、自己資本を分子にして算出するが、国際決済銀行(BIS)基準による金融機関の比率は資産を単純合計せず、リスクの度合いで加重平均して総資産を求める。例えば、自国国債や現金は0パーセントとし、企業や他国向けの債権は格付けによって、いくつかの段階に分けて計算する。→リスクアセットレシオ
リスクかんり【リスク管理】
⇒リスクマネージメント
リスクさいぶんがたじどうしゃほけん【リスク細分型自動車保険】
保険料算出の根拠となる危険度を細分化した自動車保険のこと。運転者の年齢・性別・居住地域・運転歴や、車種・使用目的・使用状況・安全装置の有無などに応じて、その運転者の事故を起こす確率が高いか低いかを判断し、保険料を設定する。
リスクしさん【リスク資産】
高利回りが期待されるが元本割れの危険もある金融資産。株式・投資信託・外貨預金・対外証券投資・外国為替証拠金取引(FX取引)など。
リスクテーク
[名](スル)《risk takingから》危険を承知で行うこと。危険を冒すこと。リスクテーキング。「日銀にさらなる—を迫る」