[1932〜]ドイツの画家。ドレスデンの生まれ。1961年、ベルリンの壁建設前に当時西ドイツのデュッセドルフに移住。ポップアートの影響を受け、「資本主義リアリズム」を提唱。新聞や雑誌の写真を拡大し、ぼかしやぶれを加えて描き写す「フォト・ペインティング」、カンバスの上にスクイージーで油絵具を塗り重ねて削る「アブストラクト・ペインティング」、カラーチップをモザイクのように配列した「カラー・チャート」、灰色のみで描く「グレイ・ペインティング」、写真の上に油彩絵具を塗りつけた「オイル・オン・フォト」などの作品シリーズのほか、ガラスや鏡を用いたインスタレーション、ケルン大聖堂のステンドグラスなどを制作。