《Rilski manastir/Рилски манастир》ブルガリア西部、リラ山中にあるブルガリア正教会の修道院。10世紀、修道士イバン=リルスキにより創設。12世紀から14世紀にかけて、第二次ブルガリア帝国の皇帝の支援を受け、同国における精神的・文化的中心地となった。オスマン帝国支配下では、キリスト教信仰を制限されつつも、修道院としての活動が続けられた。19世紀に大火に見舞われ、直後に再建された聖母誕生教会や礼拝堂には、当時描かれた華麗なフレスコ画があることで知られる。1983年に世界遺産(文化遺産)に登録された。リラの聖ヨハネ修道院。リラの僧院。