ひとりじめ【独り占め/一人占め】
[名](スル)自分または自分たちだけのものにすること。独占。「もうけを—する」「待合室のテレビを—する」
ひとりすぎ【一人過ぎ/独り過ぎ】
結婚せずに、独身で暮らすこと。また、その人。「—程、世にかなしきものはなし」〈浮・諸国ばなし・五〉
ひとりずまい【独り住(ま)い】
結婚せずに、または家族と離れて、一人で住んでいること。
ひとりずもう【一人相撲/独り相撲】
1 二人で相撲をとっているような所作を一人でしてみせること。また、その芸。神事・大道芸として行われた。 2 相手がないのに自分だけで気負い込むこと。また、実りのない物事に必死で取り組むこと。「むなしい—をとる」
ひとりぜりふ【独り台詞】
演劇などで、心中の思いなどを相手なしにひとりで言うせりふ。独白 (どくはく) 。モノローグ。
ひとりだち【独り立ち】
[名](スル) 1 他の助けを借りずに自分ひとりの力で立つこと。「乳児が—するようになる」 2 他の助力なしに、自分の力だけで仕事や生活をしていくこと。独立。「修業を終えて—する」 3 ひとりずつ立ち去ること。「—に皆立ちて去りにけり」〈今昔・二四・五二〉
ひとりたび【一人旅/独り旅】
道連れなしに旅をすること。また、その旅。
ひとりっこ【一人っ子/独りっ子】
兄弟・姉妹のない子。ひとりご。
ひとりっこせいさく【一人っ子政策】
中国で1979年に施行された政策。急激な人口増加を緩和するため、一組の夫婦につき子供を一人に制限し、二人目からは罰金を科すもの。人口抑制の効果はみられたが、社会全体の高齢化や労働人口の減少が深刻化したため、段階的に緩和策をとりながら2015年に廃止。すべての夫婦に第二子の出産を認めた。
ひとりでに
[副]他からの力は加わっていないはずなのに、自然に。おのずから。「戸が—開いた」