一指（いっし）とは？意味・読み方・使い方

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いっ‐し【一指】
の解説

1本の指。指1本。「—も触れさせない」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

一指の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

一指を染める

物事にちょっとかかわる。「不義非道な色事には、一指をだに染めることをしなかった」〈菊池寛・藤十郎の恋〉

一指の前後の言葉

一指の例文(4)

出典：青空文庫

･･･、女給たちにはついに一指も触れなかった。理智で切りきざんだ工合い･･･太宰治「ダス・ゲマイネ」
･･･触っては、いけない。一指もふれては、いけない。なんて、嘘なのよ。･･･太宰治「火の鳥」
･･･は臆する気色もなく、一指を挙げてギニヴィアの眉間を指す。ギニヴィ･･･夏目漱石「薤露行」

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