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一暴十寒の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

少しだけ努力して、あとは怠けることが多いたとえ。気が変わりやすく、ちょっと努力するだけで怠けることが多いたとえ。また、あるところで努力して、あるところでそれを打ち破るたとえ。一日目にこれを日に曝さらして暖めたかと思うと、次の十日これを陰で冷やす意から。▽「暴」は「曝」と同じで、日に曝して暖める意。「十寒一暴じっかんいちばく」ともいう。
出典
『孟子もうし』告子こくし上。「天下に生しょうじ易やすきの物有りと雖いえども、一日いちにちこれを暴あたため、十日とおか之を寒ひやさば、未いまだ能く生ずる者有らざるなり」

一暴十寒の解説 - 学研 四字熟語辞典

たまに努力してみても、その後の努力を怠ったら、何事成就しないということ。
注記
「暴」は、「曝」とも書き、天日にさらして暖めること。一日天日にさらして暖めても、その後十日を日陰に放置して冷やしたら、元も子もないという意。「いちぼうじっかん」とも読む。「一日いちじつこれを暴あたため十日とおかこれを寒ひやす」の略。「十寒一暴じっかんいちばく」ともいう。
出典
『孟子もうし』告子こくし・上

一暴十寒の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「孟子」告子上の「一日之を暴 (あたた) めて十日之を寒 (ひや) さば、未だ能く生ずる者有らざるなり」から》努力しても怠ることが多くては、むだになる。継続して事を行わなければ効果はあがらないということ。

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