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辞書
1 ある朝。ある日。「—明ければ」
2 わずかな間。「—にして滅びる」
3 朝廷全体。また、朝廷に仕えるすべての人。
「—信仰してはじめて法流をうけ給ふ」〈平家・一〇〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
一朝の怒りにその身を忘る
《「論語」顔淵から》一時の怒りのために前後を忘れ、身を滅ぼすことになる。一朝の怒りに一生を過 (あやま) つ。
いっちょういっせき【一朝一夕】
《一日か一晩か、の意から》わずかな期間。短い時日。「これほどの大事業は—には成就しない」
出典:青空文庫
・・・ていたそうでその花を一朝奇麗にもぎって、戸棚の夜着の中に入れてあ・・・ 泉鏡花「一寸怪」
・・・一朝禍を蹈むの場合にあたって、係累の多い者ほど、惨害はその惨の甚・・・ 伊藤左千夫「水害雑録」
・・・て、此節は伯父さん、一朝に二かつぎ位草を刈りますよ、今の了簡・・・ 伊藤左千夫「姪子」
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