1. 細長い物一つ。また、電話手紙などについてもいう。「—の便りもない」→本 (ほん) 

    1. ㋐一冊または一部書物

    2. ㋑ある書物異本。別の本。「—に曰 (いわ) く」

  1. 柔道剣道などで、完全に技が一つ決まること。柔道では投げ技のほか、押さえ込みで20秒が経過した場合絞め技関節技相手が「参った」と言った場合など。

  1. 3から転じて》相手をやり込めること。「これは一本取られたな」

  1. (名詞に付いて)そのことだけに、目標態度などを絞ること。いっぽんやり。「芸—に生きる」「進学—にしぼる」

  1. それ一つだけで独立しうる状態であること。特に、一人前になった芸者。→半玉 (はんぎょく) 

  1. とっくりに入った酒。「—つける」

  1. 銭100枚をつないだ銭差 (ぜにさし) 一つ。一文銭で100文、四文銭で400文。

    1. 「—づつも取らねば勘定に合ふもんぢゃあねえ」〈黄・即席耳学問〉

  1. 同じ仲間。一味。ぐる。

    1. 「おのれが弟の伝三郎、今迄おのれら—と思ひしに」〈浄・卯月の紅葉

    2. [アクセント]138ッポン、2はイッポン

[生活]の言葉

[スポーツ]の言葉

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