一条（いちじょう）とは？意味・読み方・使い方

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いち‐じょう〔‐デウ〕【一条】
の解説

１ひと筋。1本。「—の光」「—の活路を見いだす」

２箇条書きのひとくだり。文章の中の一節。一条項。「—の注意書き」

３ある一つの事柄。一つの事件。一件。「話題がその—に及ぶ」
1. 「巧に件の不都合をば掩 (おお) い得る由ありとするも、別に—の不便利あり」〈逍遥・小説神髄〉

４同じ筋道。同じ道理。
1. 「可、不可は—なり」〈徒然・三八〉

いちじょう〔イチデウ〕【一条】
の解説

平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。一条大路。

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いちじょう〔イチデウ〕【一条】
の解説

五摂家の一。鎌倉初期、九条道家の三男実経が京都一条に住んだのに始まる。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

一条の前後の言葉

一条の例文(30)

出典：青空文庫

･･･「一条二条の大路の辻に、盲人が一人さまようているのは、世にも憐れ･･･芥川竜之介「俊寛」
･･･なく、上面ともなく、一条、流れの薄衣を被いで、ふらふら、ふらふら･･･泉鏡花「海の使者」
･･･銀河の横たうごとき、一条の雲ならぬ紅の霞が懸る。……　遠山の桜に･･･泉鏡花「瓜の涙」

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