• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

一殺多生の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

一人の悪人犠牲にして、多数の者を救い生かすこと。多くの人を生かすには、一人を殺すのもやむを得ないということ。▽仏教語。「多生」はたくさんの人を生かすこと。「殺」は「さつ」とも読む。
出典
『瑜伽師地論ゆがしじろん』四一
句例
一殺多生の理ことわり

一殺多生の解説 - 学研 四字熟語辞典

⇒ いっせつたしょう(一殺多生)
仏教のことばで、一人を殺して多くの人を生かすこと。多数の者の命を救うためには、悪人を一人殺すのもやむを得ないということ。転じて、大きな利益を得るために、小さな犠牲を払うこと。
注記
「一殺」は、「いっさつ」とも読む。「多生」は、仏教のことばで、大勢の人の命を生かすこと。また、何度も生まれ変わること。本来、仏教において殺生せっしょうは罪悪であるが、出典では菩薩ぼさつが大盗賊を殺す事例をあげて功徳くどくと説く。
出典
『瑜伽師地論ゆがしじろん』四一

一殺多生の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

⇒いっせつたしょう(一殺多生)

多くの人を生かすために、害をなす一人を殺すこと。いっさつたしょう。

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月