いっしょうけんめい【一生懸命】
[名・形動]《「一所懸命」から》 1 命がけで事に当たること。また、そのさま。「—に働く」「—探しまわる」 2 引くに引けないせっぱ詰まった場合。瀬戸際。「—の敵 (かたき) を防ぐ」〈風来六部集・放屁論〉
いっしょうしょうじん【一生精進】
生涯、仏道の修行に専心すること。「—にて、読経うちして」〈徒然・八六〉
いっしょうふしょ【一生補処】
仏語。一度だけ、生死の迷いの世界につながれてこの世に生を受けるが、次の世は仏になることができる菩薩 (ぼさつ) の最高位。特に、弥勒 (みろく) 菩薩についていう語。
いっしょうふぼん【一生不犯】
仏教の戒律を守り、一生を通して異性と交わらないこと。「—の座主、かの箱をあけて見給ふに」〈平家・二〉
いっしょうの【一生の】
[連語]⇒一生3
いっしょうのねがい【一生の願い】
生きている間に一度しかしないような、重要な願い。一生のお願い。「木村は—として葉子との結婚を申し出た」〈有島・或る女〉
いっしょうのふさく【一生の不作】
生涯かかわる失敗。取り返しのつかない過ち。