一顰一笑の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

顔に表れるわずかな表情。また、わずかな表情の変化。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりする意から。▽「顰」は眉まゆをひそめる。気分悪そうに顔をしかめ、眉間みけんにしわをよせることをいう。「一笑一顰いっしょういっぴん」ともいう。
出典
『韓非子かんぴし』内儲説ないちょせつ上。「明主は一嚬一笑を愛おしむ」(賢明な君主は臣下に心情を悟られないように軽々しくは表情を表さないものだ)
句例
彼女の一顰一笑をうかがう
用例
そのくせ、嫂あによめが義兄にそっとしてみせる一顰一笑を偸ぬすみ見たり、<吉川英治・忘れ残りの記>

一顰一笑の解説 - 学研 四字辞典熟語

顔をちょっとしかめたり、チラッと笑ったりする、顔に表れる些細ささいな表情の変化。
注記
「一」は、「あるいは」の意。「顰」は、不快感で眉をしかめること。「一笑一顰いっしょういっぴん」ともいう。
出典
『韓非子かんぴし』内儲説ないちょせつ・上
用例
母の一顰一笑に、青年が欣よろこんだり悲しんだりすることが、美奈子にもありありと判わかつた。〈菊池寛・真珠夫人〉
類語
一喜一憂いっきいちゆう

一顰一笑の解説 - 小学館 大辞泉

《「韓非子」内儲説から》顔をしかめたり、笑ったりすること。ちょっとした表情の変化。また、人の顔色。機嫌。「一顰一笑に左右される」

キーワード[表情]の四字熟語

出典:青空文庫