1. 日本の弦楽器の一。四角形で扁平木製の胴の両面に猫または犬の皮を張り、胴を貫通してのびる棹 (さお) に3本の弦を張ったもの。ふつう、いちょう形の撥 (ばち) で弾く。棹の太さによって太棹中棹細棹に分けられ、調弦法は本調子二上り三下りなどがある。中国三弦起源とされ、永禄年間(1558〜1570)に琉球経由で渡来した楽器に日本独自の改良を加えたもので、近世近代の代表的邦楽器。三弦。さみせん。

  1. 勝負事などで、相手の裏をかくために見せかけの言動をとること。「あれは彼一流の—だよ」

出典:青空文庫

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