ふどうげさ【不動袈裟】
山伏の掛ける輪袈裟。結い袈裟。
ふどうこく【不動穀】
奈良・平安初期、非常の場合に備えて不動倉に貯蔵された穀類。
ふどうじ【不動地】
仏語。菩薩の十地 (じゅうじ) の第八位。修行が完成し、自然に菩薩行が行われる状態。
ふどうしん【不動心】
他によって動かされることのない心。動揺することのない精神。
ふどうそう【不動倉】
奈良・平安初期、不動穀を貯蔵するために諸国に設けた倉。開倉には太政官の許可を必要とした。ふどうのくら。
ふどうそん【不動尊】
不動明王の尊称。
ふどうたい【不動態】
金属がもっている化学反応性を失った状態。鉄を濃硝酸に入れると、表面に酸化被膜ができるため、酸に溶けなくなるなど。
ふどうち【不動智】
仏語。何物にも動かされることのない智慧。
ふどうなわ【不動縄】
米俵にかける太い縄。
ふどうのかなしばり【不動の金縛り】
1 修験者の秘法の一つで、不動明王の持つ羂索 (けんさく) によって悪魔を縛る術。転じて、人を自由に動けなくする術。 2 金銭関係で人の自由を束縛すること。