《「節 (よ) 」と同語源。時間や空間の、限られた区間の意》
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１ 人の一生。生涯。また、寿命。年齢。「わが—の終わり」
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２ 一人の支配者、または一つの系統・政体に属する支配者が政権を維持している期間。時代。「明治の—」「武家の—」
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３ 家督をついでその家を治める期間。また、その治める権利や立場。「息子の—になる」「—を譲る」
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４ 仏教で、過去・現在・未来のそれぞれの期間。前世・現世・来世のそれぞれ。「あの—」「この—」
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５ 出家した人の住む世界に対して、凡俗の住む世界。俗世間。「—に背く」
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６ 人が互いにかかわりあって生きていく場。世の中。社会。世間。「浮き沈みは—の習い」「新しい思想を—に広める」
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７ 社会での境遇。特に、時運に乗って栄えること。「—を時めくタレント」
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８ その時の社会の流れ。時勢。「—はまさにコンピューター時代だ」
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９ 生活していくこと。なりわい。「—の営み」「—を過ごす」
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10 ある期間。時期。機会。
「二条の后の宮まだ帝にも仕うまつり給はで、ただ人におはしましける—に」〈大和・一六一〉
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11 国家。国。また、世界。
「国王の仰せ言を、まさに—に住み給はむ人の、承り給はでありなむや」〈竹取〉
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12 男女の仲。恋情。
「むげに—を思ひ知らぬやうにおぼほれ給ふなん、いとつらき」〈源・帚木〉
