りょうせいか【両性花】
一つの花に雄しべと雌しべをもつ花。桜・アブラナなど被子植物に普通にみられる。両全花。雌雄同花。⇔単性花。
りょうせいかごうぶつ【両性化合物】
酸に対しては塩基、塩基に対しては酸として働く性質をもつ化合物。アミノ酸・たんぱく質など。
りょうせいざっしゅ【両性雑種】
⇒二遺伝子雑種 (にいでんしざっしゅ)
りょうせいさんかぶつ【両性酸化物】
塩基に対しては酸性、酸に対しては塩基性を示す酸化物。酸化アルミニウムなど。
りょうせいすいさんかぶつ【両性水酸化物】
酸に対しては塩基性、塩基に対しては酸性を示す水酸化物。水酸化アルミニウムなど。
りょうせいせいしょく【両性生殖】
有性生殖のうち、卵と精子など雌雄の配偶子の受精によって、新固体の発生が始まる生殖様式。
りょうせいせん【両性腺】
1個の生殖腺で卵子・精子の両方を作るもの。巻き貝や一部の二枚貝で雌雄同体のものにみられ、精巣として機能したのちに卵巣になる場合が多い。卵精巣。
りょうせいでんかいしつ【両性電解質】
酸性溶液中では塩基、塩基性溶液中では酸として作用する電解質。水酸化アルミニウム・水酸化亜鉛やアミノ酸・たんぱく質など。
りょうせいあい【両性愛】
同性と異性のどちらも性愛の対象とすること。また、そのような関係。バイセクシュアル。
りょうせいイオン【両性イオン】
両性電解質の分子内で陽子が移動し、正負の両電荷をもったイオン。イオン全体では中性であり、電気双極子としてふるまう。アミノ酸およびその重合体であるたんぱく質もすべて両性イオンと見なされる。双性イオン。