ちゅうせいしほそくりょうほう【中性子捕捉療法】
⇒中性子捕獲療法
ちゅうせいじゃくボソン【中性弱ボソン】
⇒Zボソン
ちゅうせいしかじょうかく【中性子過剰核】
安定同位体に比べ、陽子よりも中性子の数が特に多い核種。ふつう短時間でβ崩壊を起こして安定核になる。寿命が短く観測が困難だったが、理化学研究所のRIビームファクトリーなどの加速器の登場により、研究が進んでいる。
ちゅうせいししつ【中性脂質】
中性脂肪。特に常温で固体の中性脂質を中性脂肪という。
ちゅうせいしスキン【中性子スキン】
中性子過剰核において、原子核の表面付近に存在する中性子だけでできた薄い層。さらに中性子が多い不安定核の場合、中性子が霧のように分厚く広がる中性子ハロー核になる。
ちゅうせいしハロー【中性子ハロー】
⇒中性子ハロー核
ちゅうせいしハローかく【中性子ハロー核】
中性子過剰核において、余った中性子が原子核の外側に広がって分布している状態にあるもの。ふつう1個か2個の中性子が大きく広がり、原子核とゆるやかに結合している。広がった部分を中性子ハロー、またはハロー構造といい、ハローを形成する中性子をハロー中性子という。
ちゅうせいすいそ【中性水素】
電離していない水素原子。主に電波天文学の分野で、宇宙空間の低温の中性水素ガス雲が21センチ波という電波を放つことで知られる。HⅠ (エッチワン)
ちゅうせいすいそうん【中性水素雲】
⇒中性水素ガス雲
ちゅうせいすいそガスうん【中性水素ガス雲】
低温の中性水素からなるガス雲。銀河に広く分布。21センチ波という電波を発し、電波望遠鏡で観測され、銀河の渦巻構造や水素ガスの速度分布が明らかになった。中性水素雲。