しゅかんかちせつ【主観価値説】
価値学説の一。財の価値は人々が主観的に判断する効用によって決まるとする。オーストリア学派によって提唱された。効用価値説。
しゅかんしゅぎ【主観主義】
1 哲学で、真理や価値の基準を主観のうちにのみ帰して、それらの客観性を認めない立場。⇔客観主義。 2 客観的諸条件を無視して、自己の主観的判断にのみ依拠する態度。⇔客観主義。 3 刑法理論で、刑事責任の根拠を主として犯人の意思または性格に求める立場。⇔客観主義。
しゅかんせい【主観性】
主観的であること。主観に依存する性質。⇔客観性。
しゅかんてき【主観的】
[形動] 1 表象・判断が、個々の人間や、人間間の心理的性質に依存しているさま。⇔客観的。 2 自分ひとりのものの見方・感じ方によっているさま。「—な考え」⇔客観的。
しゅかんてきかんねんろん【主観的観念論】
哲学で、世界ないし一切の事物の客観的な存在を否定し、それらを個人的主観の意識内容もしくは自我の働きの所産と考える立場。バークリーやフィヒテなどに代表される。→客観的観念論
しゅかんてきひひょう【主観的批評】
芸術作品などに対して、主観的になされる批評。印象批評・鑑賞批評など。
しゅかんえいぞう【主観映像】
《point of view shot》映画などで、登場人物の視点で撮影された映像。登場人物の視界を視聴者が共有できるため、現実感があり、迫真性が高い。ホラーやドキュメンタリー風の作品などで用いられる。POVショット。主観ショット。視点ショット。
しゅかんショット【主観ショット】
《point of view shot》⇒主観映像
しゅかんてきうんどうきょうど【主観的運動強度】
⇒アール‐ピー‐イー(RPE)