出典:青空文庫
・・・子供の時に乳母に抱かれて、月蝕を見た気味の悪さも、あの時の心もち・・・ 芥川竜之介「袈裟と盛遠」
・・・の姫君――北の方を、乳母の十郎権の頭が扶け参らせ、後れて来るのを・・・ 泉鏡花「瓜の涙」
・・・肖も着かぬが、乳母ではない、継しいなかと見たが、どうも母親に相違・・・ 泉鏡花「革鞄の怪」
出典:教えて!goo
乳母(めのと)に子を渡した生みの母は、我が子を取られた、と(不安や不快に)思っていな
古代から江戸時代にかけ、上流階級では、乳母(めのと)を召し抱えていましたね。 この際(とくに授乳期)、産みの母は、我が子を取られた、と(不安や不快に)思っていなかったでしょ...
乳母は法皇、上皇という院政に関係していますか?両者はたまたま時期が合ったということで
永井路子が、対談である「独断日本史」のなかで次の説明をしています。 <それでも女の歴史から見ると、平安朝中期までは母后の時代で院政は乳母の時代ね> <ところが、だんだん幼...
乳母の存在
平安時代の小説をよんでいると、やっぱり存在感のある乳母ですが、乳母っていつごろの時代まで存在していたのでしょう? また、時代の流れによって、その存在がどのように変化してき...
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