出典:gooニュース
荘厳「延年の舞」 平泉町の毛越寺で二十日夜祭
平泉町の毛越寺(藤里明久貫主)で20日、伝統の二十日夜祭(はつかやさい)が行われた。国指定重要無形民俗文化財「延年の舞」が奉納され、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願った。 常行堂(じょうぎょうどう)に祭られる念仏や五穀豊穣の神・摩多羅神(またらじん)の祭礼で、この日が最終日の結願に当たる。午後9時ごろから、一山の僧侶らが延年の舞の「田楽」などを披露。
毛越寺二十日夜祭
特に結願の20日は二十日夜祭と称され、献膳式に引き続き古伝の常行三昧供の修法が行われる。さらに厄年の老若男女がたいまつの明かりを先頭に平泉駅前から毛越寺常行堂まで大根や白菜などの供物をささげ練り歩くお上り行列が行われる。その後堂内では僧侶たちによる「延年の舞」が夜半まで奉演される。
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