はつかうさぎ【二十日兎】
ナキウサギの別名。
はつかえびす【二十日戎/二十日恵比須】
江戸をはじめ関東・東北などで、陰暦10月20日に行う恵比須講。1月20日にするところもある。関西では十日戎 (とおかえびす) が多い。
はつかぐさ【二十日草】
ボタンの別名。
はつかしょうがつ【二十日正月】
正月20日のこと。正月の祝い納めの日として、餅や正月料理を食べ尽くしたり飾り物を納めたりする。骨正月。《季 新年》
はつかせんだい【二十日先代】
⇒中先代 (なかせんだい)
はつかだいこん【二十日大根】
ダイコンの一品種。生長が早く、種をまいてから20〜30日で収穫できる。根は小さく球形・紡錘形などで、色も紅・黄・紫・白などがある。ヨーロッパの原産で、日本には明治時代に渡来。ラディッシュ。
はつかだんご【二十日団子】
二十日正月の祝儀に食べるアズキの団子。
はつかづき【二十日月】
陰暦20日の月。特に、陰暦8月20日の月。更待月 (ふけまちづき) 。《季 秋》
はつかねずみ【二十日鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長6〜10センチ、尾も同じくらい長い。人家や農耕地にすみ、穀物を主食とする。飼養品種にマウス・ナンキンネズミ・マイネズミなどがあり、実験動物や愛玩用にする。あまくちねずみ。
はつかぼん【二十日盆】
東北地方で、陰暦7月20日のこと。門火 (かどび) をたき、その火で握り飯や餅 (もち) を焼いたり、男女の藁 (わら) 人形を焼いたりする。