二束三文の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

売値が非常に安いこと。いくら売っても、もうけが出ないほどの安値で売ること。投げ売り。▽昔、金剛草履(藁わらや藺などで作られた大形で丈夫な草履)は、二足でわずか三文の値段で売られていたことから。「束」は「足」とも書く。
句例
二束三文の品
用例
両親の死後何かに尽力したという親類の某なにがしが、二束三文で譲受ける事に親族会議で決まってしまった。<有島武郎・或る女>

二束三文の解説 - 学研 四字辞典熟語

量や数が多いのに、非常に安い値段でしか売れないこと。また、非常に安い値段のこと。
注記
「束」は、たば。「文」は、通貨の単位。二束で三文にしか売れないという意から。語源については、一説には江戸時代に金剛草履こんごうぞうり(いぐさやわらなどで作った大型で丈夫なぞうり)の値段が二足で三文であったからともいい、そのため、「束」は「足」とも書く。

二束三文の解説 - 小学館 大辞泉

数量が多くても、値段がごく安いこと。また、ひどく安い値段。「―で売り払う」

[補説]2たばでわずか3文の値である意で、金剛草履の値段から出た語という。

出典:青空文庫