ごぎょう-そうこく【五行相剋】
水・火・金・木・土の五つの根元要素が互いに力を減じ合い、水は火に、火は金に、金は木に、木は土に、土は水に勝つという考え方。五行の徳を歴代の王朝にあてはめて変遷の順を理論づけた学説の一つ。▽「剋」は勝つ意。「五行」は日常生活に欠くことのできない木・火・土・金・水の五つの要素で、これらがある一定の法則で循環交代して万物を生ずる根元となると考えられた。「剋」は「克」とも書く。
- 出典
- 『春秋繁露しゅんじゅうばんろ』五行相勝ごぎょうそうしょう
- 類語
- 五行相勝ごぎょうそうしょう
- 対義語
- 五行相生ごぎょうそうしょう