[動カ下一][文]しつ・く[カ下二]《「し」はサ変動詞「する」の連用形。「仕」は当て字》
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1 しなれている。やりつけている。「—・けない仕事なので、はかどらない」
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2 (「躾ける」とも書く。「躾」は国字)礼儀作法や芸などを教え込む。「子供をきびしく—・ける」
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3 縫い物にしつけをする。「着物の袖を—・ける」
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4 植えつける。また、田植えをする。「畑にキャベツを—・ける」
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5 嫁入りや独立など、娘や息子の身の振り方を決めさせる。
「今時の縁組…美を尽くして—・けける」〈浮・一代女・四〉
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6 負かす。やっつける。
「千代歳さまに—・けられて無念な」〈浄・冥途の飛脚〉