しかけにん【仕掛(け)人】
ある目的を実現しようと画策し、働きかける人。「ブームの—」
しかけはなび【仕掛(け)花火】
地上に仕掛けを作って、種々の形や文字が現れるようにした花火。《季 夏》
しかけひん【仕掛(け)品】
「仕掛かり品」に同じ。
しかけぶんこ【仕懸(け)文庫】
《「文庫」は箱の意》江戸深川の遊里で、遊女の着替えを入れて持ち運ぶための手箱。 [補説]書名別項。→仕懸文庫
しかけもの【仕掛け者】
1 はかりごとをめぐらして、人をだます者。「借銭の宿にも様々の—あり、油断する事なかれ」〈浮・永代蔵・五〉 2 色仕掛けで男をだまし、金を巻き上げる女。「同じ牢人の娘を—にして大分我をねだらせ、金子百五十両取り申し候」〈浮・文反古・四〉
しかけもの【仕掛(け)物】
特殊な仕掛けのしてあるもの。特に、芝居の大道具・小道具・衣装・鬘 (かつら) など。
しかけやまぶし【仕掛け山伏】
詐欺をはたらく山伏。「今時は—とて、さまざまごまの壇にからくりいたし」〈浮・胸算用・一〉
しかけえほん【仕掛(け)絵本】
ページを開くと、絵が立体的に飛び出してくる本。