せんだいくうこう【仙台空港】
宮城県名取市にある空港。昭和39年(1964)開港。JR仙台駅と連絡鉄道で結ばれる。平成28年(2016)7月に民営化、国管理空港としては初の民営空港となった。愛称、仙台国際空港。→拠点空港
せんだいざさ【仙台笹】
紋所の「竹に雀 (すずめ) 」の俗称。仙台藩の伊達家の家紋であったところからいう。
せんだいし【仙台市】
⇒仙台
せんだいじょう【仙台城】
宮城県仙台市にあった城。戦国時代は国分 (こくぶん) 氏の居城で、千代 (せんだい) 城と称した。慶長5年(1600)から同15年にかけて伊達政宗 (だてまさむね) が修築完成し、明治維新まで伊達氏の居城となった。建物は明治期の落雷と第二次大戦の戦災で焼失。第二次大戦後、大手門隅櫓 (すみやぐら) を復興。青葉城。
せんだいじょうるり【仙台浄瑠璃】
⇒奥浄瑠璃 (おくじょうるり)
せんだいつうほう【仙台通宝】
仙台藩が、天明4〜8年(1784〜1788)の期間、江戸幕府の許可を得て石巻で鋳造し、領内に限定して流布させた撫角 (なでかく) 形の鉄銭。
せんだいひら【仙台平】
1 宮城県仙台地方で産する精巧な絹の袴地 (はかまじ) 。また、それで仕立てた男物の袴。元禄(1688〜1704)ごろ、仙台伊達藩主が西陣から織工を招いて始めたという。 2 男物袴地の総称。
せんだいへいや【仙台平野】
宮城県の主要部を占め、仙台湾に面する平野。松島・富谷 (とみや) 丘陵以北を仙北平野、以南を仙南平野と呼ぶ。
せんだいみそ【仙台味噌】
仙台地方特産の米こうじを使った塩辛い赤味噌。
せんだいむしくい【仙台虫喰】
ムシクイ科ムシクイ属の小鳥。羽色はウグイスに似て、小形。ユーラシア東部に分布。日本には夏鳥として渡来し、山地で繁殖する。《季 夏》「朝餉 (あさげ) の座—をきくは誰/秋桜子」