[連語]《「も(持)ちて」の音変化》
  1. 手段・材料を表す。…によって。…で。

    1. 「我妹子 (わぎもこ) が形見の衣なかりせば何物―か命継がまし」〈・三七三三〉

  1. 語調を強めるのに用いる。 →もっ(以)て

    1. 「貧しき者は財 (たから) を―礼とし」〈徒然・一三一〉

[補説]12とも「をもて」の形でも用いられる。
[接頭]動詞に付いて、その意味を強めたり、語調を整えたりするのに用いる。「―あつかう」「―はやす」「―さわぐ」

出典:青空文庫