1 仮につけた名。かめい。⇔実名 (じつみょう) 。
2 元服のときに烏帽子親 (えぼしおや) につけてもらう呼び名。通称。俗称。
「其の―実名分明ならず」〈平家・一一〉
3 仏語。実体のないものに、仮に名づけること。また、仮に名づけられたもの。
出典:青空文庫
・・・いうし、千蔭流とかの仮名も上手だという。それも皆若槻のおかげなん・・・ 芥川竜之介「一夕話」
・・・着かった――それに、仮名でほつほつとと書いてあった。 祖母は、そ・・・ 泉鏡花「瓜の涙」
・・・……――読めますか、仮名ばかり。」「はい、読めます。」「いい、お・・・ 泉鏡花「絵本の春」
出典:gooニュース
戸籍に読み仮名記載、必須へ 法制審、キラキラネームに一定枠
新生児らが初めて戸籍に載る際は、併せて読み仮名を記載。既に戸籍がある全国民も届け出対象で、施行後1年以内に本籍地の市区町村に届けることになり、混乱も予想される。 要綱案は「一般に認められている」とする読み仮名の範囲に関し、常用漢字表や辞書への掲載がない場合も届け出人に説明を求めた上で判断するとした。
戸籍に読み仮名、要綱案採択 法制審、命名に一定ルール キラキラネーム認める余地
戸籍の氏名に読み仮名を付ける検討を進めている法制審議会(法相の諮問機関)の戸籍法部会は2日、これまで記載されていなかった読み仮名を戸籍に載せるとともに、読み仮名の付け方に一定のルールを設けるよう戸籍法を改正する要綱案を取りまとめた。法制審の総会での審議を経て法相に答申される見通し。答申後、法務省は法改正に向けた作業を本格化させる。
戸籍氏名に「読み仮名」記載=「キラキラ」命名に基準―法制審要綱案
戸籍には読み仮名が記載されず、行政機関が保有する氏名データは大半が漢字だ。仮名も記載した方が効率的にデータベース化できるため、部会は21年11月から議論を続けてきた。 法務省は昨年10~11月、全国5000人を対象にウェブアンケートを実施。
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