出典:gooニュース
伊江島の平和祈願祭で「戦争美化」表現の資料が配布される
4月21日、伊江島では、80年前の激しい戦闘や集団自決で亡くなった人々を慰霊する村主催の平和祈願祭が行われました。 その際に配布された資料「伊江島戦史抄」には住民を強制的に戦場へと駆り出した日本軍が「友軍」と記載され、住民を含む犠牲者については、「護国の華と散った」などと表現されていました。
地上戦があった伊江島での戦闘「沖縄戦の縮図」 日本軍は住民を根こそぎ動員 島に残った住民の半数死亡
島のシンボル、城山(伊江島タッチュー)に星条旗を立てた。日本側は住民約1500人を含む4700人余が死亡。米軍の死者は239人だった。 伊江島の戦争は「根こそぎ動員」や住民の「集団自決」があり、「沖縄戦の縮図」ともいわれている。(社会部・當銘悠) (写図説明)伊江島への侵攻。
村作成の資料に「戦争美化」表現 伊江島の平和祈願祭で配布 沖縄戦80年
1943年の伊江島飛行場建設から、伊江島での戦争の状況をへて、戦後に芳魂之塔が建てられるまでの経緯を説明している。沖縄戦を含む日本の一連の戦争を「大東亜戦争」と記述し、住民を強制的に戦闘に駆り出した日本軍は「友軍」と表現している。 住民を含む日本軍の犠牲を「護国の華と散った」と表現。
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