さくまかなえ【佐久間鼎】
[1888〜1970]心理学者・国語学者・音声学者。千葉の生まれ。九州大・東洋大教授。日本語の文法およびアクセントに関する研究で大きな業績をあげた。著「日本音声学」「現代日本語の表現と語法」など。
さくまげんば【佐久間玄蕃】
佐久間盛政 (さくまもりまさ) の通称。
さくましょうざん【佐久間象山】
[1811〜1864]江戸末期の学者。信濃松代藩士。名は啓 (ひらき) 。初め朱子学を、のちに蘭学を修め、西欧の科学技術の摂取による国力の充実を主張したが、京都で攘夷派に暗殺された。門下に勝海舟・吉田松陰らがいる。
さくまつとむ【佐久間勉】
[1879〜1910]軍人。海軍大尉。福井の生まれ。第六潜水艇長として潜航訓練中、遭難。死ぬまで報告を書き続けた。
さくまもりまさ【佐久間盛政】
[1554〜1583]安土桃山時代の武将。尾張の人。玄蕃允 (げんばのじょう) 、また鬼玄蕃と称した。織田信長・柴田勝家に仕えた。賤ヶ岳 (しずがたけ) の戦いで敗れ、京都で刑死。