《代名詞「なに」に格助詞「の」の付いた「なにの」の音変化》

[感]軽く否定したり受け流したりするときに用いる語。「—、これしき」「—、大丈夫だ」
連語
  1. いかなる。どういう。「いったい—意味があるのか」「—因果か」

  1. (あとに打消しの語を伴って)

    1. ㋐まったく。「—苦もなくやってのける」「—役にも立たない」

    2. ㋑それほどの。「—気なしに話す」「—ことはない」

  1. 強く反発否定する気持ちを反語的に表す。どうして。「酒なくして—人生ぞ」

    1. 「—戸外へ出すものか」〈鏡花・琵琶伝〉

  1. (「…のなんの」の形で)

    1. 同類事柄をいろいろと付け加える意を表す。「主婦炊事だの—と忙しい」

    2. ㋑上に付く語を強調する意を表す。「痛いの—って、涙が出たよ」

出典:gooニュース

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