きっくつ-ごうが【佶屈聱牙】
文章がごつごつして堅苦しくわかりにくいさま。▽「佶屈」は折れ曲がるさま。またとどこおりつまって進まないさま。「聱牙」は話などがごつごつして理解できないさま。「聱」は言葉が耳に入らないこと。「牙」は歯がかみ合わないこと。
- 出典
- 韓愈かんゆ「進学解しんがくかい」
- 句例
- 佶屈聱牙な文章
- 用例
- 磯雄さんが時に佶屈聱牙な文字、筆致を意識して用いるのは愚衆また通俗に対する抵抗手段であろう。<唐木順三・齋藤子雲のこと>
- 類語
- 佶屈晦渋きっくつかいじゅう 鉤章棘句こうしょうきょくく
- 活用形
- 〈―ナ〉