使途/支途(しと)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・五十円持って旅に出たまずしい小心者が、そのお金をどんな工合いに使用したか、汽車賃、電車代、茶代、メンソレタム、一銭の使途もいつわらず正確に報告する小説を書こうと思います。 ふざけた事ばかりを書きました。きょうは女房から手紙が来ました。御・・・
太宰治
「風の便り」
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・・・べつに使途なし。○もりたや女将に六百円手交。借銭は人生の義務か。○駱駝が針の穴をくぐるとは、それや無理な。出来ませぬて。○私を葬り去る事の易き哉。○公侯伯子男。公、侯、伯、子、男。○銭湯よろし。○美濃十郎。美濃十郎。・・・
太宰治
「古典風」
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