ほしゅごうどう【保守合同】
昭和30年(1955)11月、自由党と日本民主党が合同して自由民主党という単一保守政党を結成したことをいう。左右社会党の統一がきっかけとなって実現し、以後の自民党による長期政権を生んだ。
ほしゅしゅぎ【保守主義】
既成の思想や制度を尊重し維持するために、その変革に反対する政治的、社会的立場。⇔進歩主義。
ほしゅしんとう【保守新党】
平成14年(2002)保守党の一部党員と民主党離党者が結成した政党。平成15年(2003)衆議院議員総選挙で惨敗したことにより解党し、自由民主党に合流。
ほしゅてき【保守的】
[形動]考え方や行動などに保守の傾向があるさま。「—な人」⇔進歩的/革新的。
ほしゅとう【保守党】
保守主義の立場をとる政党。 平成12年(2000)に自由党の過半数の国会議員が離党して結成した政党。同党の自由民主党との連立政権離脱方針に反対し、政権に残留。平成14年(2002)に解党し、一部議員が民主党離党者と合流し保守新党を結成した。 英国の政党。労働党と並ぶ二大政党の一。1830年ごろトーリー党の後身として形成。当初は貴族・地主の、現在は産業資本の利益を代表する。
ほしゅぼうりゅう【保守傍流】
自由民主党の派閥のうち、鳩山一郎が率いた日本民主党の流れをくむ勢力の系統。保守本流各派やマスコミなどによる呼称。清和政策研究会・志帥 (しすい) 会・近未来政治研究会・番町政策研究所がこれにあたる。→保守本流 [補説]平成12年(2000)ごろまでの田中派・竹下派全盛期には実態上も「傍流」だったが、清和政策研究会の小泉純一郎政権以降はこの表現が当てはまらなくなっている。
ほしゅほんりゅう【保守本流】
自由民主党の派閥のうち、吉田茂が率いた自由党の流れをくむ勢力の系統。軽武装・経済重視の傾向が強い。平成研究会・宏池 (こうち) 会・為公 (いこう) 会がこれにあたり、長く党内の主流を占めた。→保守傍流
ほしゅおうこく【保守王国】
保守的な党派や候補者の支持層が厚い都道府県、または選挙区。多く、自由民主党への支持が強固な場合にいう。
ほしゅせい【保守性】
《maintainability》機器やシステムの整備・維持・管理のしやすさ。性能や機能を維持する上での作業負荷が少ないことをさす。整備性。メンテナビリティー。「—に優れる」