候文(そうろうぶん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
-
・・・折から閣員の一人隈山子爵が海外から帰朝してこの猿芝居的欧化政策に同感すると思いの外慨然として靖献遺言的の建白をし、維新以来二十年間沈黙した海舟伯までが恭謹なる候文の意見書を提出したので、国論忽ち一時に沸騰して日本の危機を絶叫し、舞踏会の才子・・・
内田魯庵
「四十年前」
-
・・・私の身のほどを、只今、はっと知りました。候文なら、いくらでもなんでも。他人からの借衣なら、たとい五つ紋の紋附きでも、すまして着て居られる。あれですね。それでは、唄わせて、いや、書かせていただきます。拝啓。小生儀、異性の一友人にすすめられ、『・・・
太宰治
「虚構の春」
goo辞書とは
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。