腰掛けの一。宮中では貴人高官が使用を許されたもの。形や背もたれ・ひじ掛けの有無などは身分により違いがあった。

「螺鈿 (らでん) の―立てたり」〈・若菜上〉

[補説]中世以降、禅僧が多く使い、唐音を用いて「いす」といい、「椅子」と書くことが多くなった。

出典:青空文庫