けんこうほけん【健康保険】
雇用労働者およびその被扶養者の疾病・負傷・死亡・分娩 (ぶんべん) などに対し、その損害・医療の保障、保険給付を行うための公的な保険。健康保険法に基づくもので、全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ、旧政府管掌健康保険)と組合管掌健康保険(組合健保)とがある。健保。→国民健康保険
けんこうほけんくみあい【健康保険組合】
健康保険法に基づき、健康保険を営むために、事業主とその事業所に使用されている被保険者によって組織される団体。企業が単独で設立する場合は700人、同じ業種の複数の企業が共同で設立する場合は3000人以上の被保険者が必要。全国に1380の健保組織があり、約2900万人(被保険者の家族を含む)が加入している(令和5年4月現在)。健保組合。
けんこうほけんほう【健康保険法】
事業所の雇用労働者およびその被扶養者を対象とする健康保険について定めている法律。大正11年(1922)制定、昭和2年(1927)から全面実施。→国民健康保険法
けんこうほじょしょくひん【健康補助食品】
⇒サプリメント2
けんこうかんさつ【健康観察】
1 主に小・中学校で、学級担任が日常的に児童・生徒の心身の健康状態を把握すること。体調不良や心の問題を早期に発見・対応するのがねらい。 2 新型インフルエンザなどの感染症の拡大を防止するための水際対策の一。感染症発生国からの入国者や濃厚接触者について、一定期間、健康状態を把握・追跡すること。
けんこうじょうたいしつもんひょう【健康状態質問票】
日本への入国者の健康状態を調査する質問票。航空機内などで渡され、記入する。検疫手続きを簡略化するための調査で、厚生労働省・検疫所が管轄する。質問に答えなかったり、虚偽の申告をしたりすると、検疫法の規定により懲役または罰金に処されることがある。
けんこうほけんくみあいれんごうかい【健康保険組合連合会】
健康保険組合の連合組織。健康保険法に基づく公法人。昭和18年(1943)設立。持続可能な医療保険制度の確立を目指し、医療制度改革・医療費適正化に向けた活動や、健保組合の運営支援、組合間の共同事業の推進などに取り組む。健保連。
けんこうランド【健康ランド】
大浴場やサウナなどの入浴施設を中心に、休憩室やゲームセンター、レストランなどを備えた大型娯楽施設。
けんこうかがくだいがく【健康科学大学】
山梨県南都留 (みなみつる) 郡富士河口湖町にある私立大学。平成15年(2003)に開設された。
けんこうしょく【健康色】
1 血色がよく健康的に見える肌の色。また、適度に日焼けした肌の色。 2 健康に良いとされる食品などの色。緑黄色野菜の色など。