ぐうぜんせい【偶然性】
1 予期しないことが起こる要素・性質。 2 哲学で、 ㋐因果系列に含まれない事象が客観的に生起すること。 ㋑すべての事象が因果系列の連鎖の中に位置するという決定論の立場から、生起する事象について、その原因がわからず、因果系列に含まれずに生起するように見えること。
ぐうぜんのきょぎ【偶然の虚偽】
論理学でいう虚偽の一。事物における本質的・必然的なものと偶然的・例外的なものとを混同して誤った推論を行うことから生じる虚偽。例えば、若くして死んだ女性が美人であったところから、一般に「美人は薄命である」を導き出すような論法。
ぐうぜんはっせい【偶然発生】
⇒自然発生
ぐうぜんへんい【偶然変異】
⇒突然変異
ぐうぜんろん【偶然論】
哲学で、世界の発生や生成は、すべて偶然に帰着するという考え方。エピクロス・ルクレティウスなどが唱えた。→決定論
ぐうぜんはっせいせつ【偶然発生説】
⇒自然発生1