びんごおもて【備後表】
備後地方から産する上質の畳表。
びんごおりもの【備後織物】
広島県福山市を中心にその付近一帯で産する織物の総称。木綿絣 (もめんがすり) ・木綿縞・綿ネル・兵児 (へこ) 帯地など。
びんごがすり【備後絣】
広島県福山市および府中市付近で織られる、黒っぽい紺色を特徴とする木綿絣。文久絣。
びんごずな【備後砂】
広島県庄原市の帝釈 (たいしゃく) 山から産する砂。白く、盆石に用いる。
びんごもの【備後物】
鎌倉末期から室町末期にかけて、備後の刀工が作った刀剣。三原物、および法華一乗の一門の作に代表される。
びんごなだ【備後灘】
広島県東部の沖合にある海域。瀬戸内海の中央部に位置し、東は備讃 (びさん) 諸島、西は芸予諸島、南は燧灘 (ひうちなだ) にはさまれている。北の仙酔 (せんすい) 島・鞆 (とも) の浦は観光地として知られる。水深15〜30メートル、海底は平坦で好漁場。タイ網漁は有名。
びんごのくに【備後国】
⇒備後