僻説(へきせつ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・ 緒論で断わってあるとおり、以上の所説は、特殊な歴史と環境とをもった一私人の一私見に過ぎないのであって、おそらく普遍性の少ない僻説であろうと思われる。しかし、そういう僻説を少しも修飾することなしにそのままに記録するということが、かえって・・・
寺田寅彦
「科学と文学」
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・・・蕪村は徂徠ら修辞派の主張する、文は漢以上、詩は唐以上と言えるがごとき僻説には同意するものにあらざるべけれど、唐以上の詩をもって粋の粋となしたること疑いあらじ。蕪村が書ける春泥集の序の中に曰く、彼も知らず、我も知らず、自然に化して俗を・・・
正岡子規
「俳人蕪村」
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