出典:gooニュース
先天梅毒の子供増加、死産・流産の恐れも 専門家「妊娠前の検査、早期治療を」
感染が拡大する中、先天梅毒と診断される子供も相次いでいる。感染研によると、先天梅毒と診断された子供は近年20人前後で推移。今年は10日4日現在で32人と、現在の調査方法となってから最も多かった令和元年の23人を上回る。胎児が先天梅毒となると死産や流産につながる恐れがあり、出生後に神経や脳などに異常をきたすこともある。
母子感染する「先天梅毒」どんな病気? 子どもの後遺症のリスクは? 産婦人科医に聞いた
国立感染症研究所が、性感染症「梅毒」に感染している妊婦から母子感染して「先天梅毒」を発症した子どもの数が、過去最多となったことを発表しました。報道によると、今年1月から10月までに先天梅毒と診断された子どもは全国で32人に上ったということです。
梅毒患者増、先天梅毒も最多「妊娠前に検査を」 赤ちゃんに障害恐れ
◇先天梅毒も最多 感染した妊婦から胎児にうつる「先天梅毒」も急増している。国立感染症研究所によると、10月4日までの報告数は32人で、これまで最多だった19年の23人を大きく上回った。 先天梅毒は、梅毒に感染した母体から胎盤を通じて胎児に感染する。流産や死産になることがあるほか、生まれてきた赤ちゃんは難聴や失明、知的障害などが出ることがある。
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