先立つ（さいだつ）とは？意味・使い方

ブックマークへ登録

出典：デジタル大辞泉（小学館）

意味
例文
慣用句
画像

さい‐だ・つ【^▽先立つ】
の解説

《「さきだつ」の音変化》

［動タ四］先に立つ。先に行く。

1. 「中納言殿の車はとく詣で給ひければ、―・ちゆく」〈落窪・二〉

［動タ下二］先に物事をさせる。先に行かせる。

1. 「人はみなおくらかし―・てなどして」〈かげろふ・中〉

先立つの例文(8)

出典：青空文庫

･･･していることの辛さが先立つのだった。　だから、早いこと巧く弾いて、･･･織田作之助「道なき道」
･･･、思い立って見ても、先立つものは旅費である。二人分二十円足らずのそ･･･織田作之助「雪の夜」
･･･防備の陣を張るにも先立つものは矢張金である。金を獲るには僕の身とし･･･永井荷風「申訳」

もっと調べる

先立つの前後の言葉

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。