こうせんかびんしょう【光線過敏症】
ふつうでは異常を起こさない日光の照射量で皮膚が赤くはれたりかゆくなったりする症状。薬の服用によるアレルギー性のものと、薬・化粧品などを外用しているために起こるものとがある。
こうせんじゅう【光線銃】
弾丸の代わりに赤外線などの光線を発射する銃。ビームガン。
こうせんりきがくりょうほう【光線力学療法】
光感受性薬剤を静脈注射し、患部に集中したところで弱いレーザー光を照射する療法。前癌 (ぜんがん) 病変や早期の食道癌・胃癌・子宮頸癌・加齢黄斑変性症などに適用。光感受性薬剤としてフォトフリン・レザフィリン・ビスダインなどを使用する。光線力学的療法。光線力学的治療法。PDT(photo-dynamic therapy)。→レーザー療法
出典:青空文庫
・・・にとめないで、『じゃ光線のせいで顔色がよくないように見えたのだろ・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・ド・グラスから漏れる光線は、いくつかの細長い窓を暗く彩って、それ・・・ 有島武郎「クララの出家」
・・・供も、皆空気と温度と光線とに酔って居る人達で、叫んだり歌を謡った・・・ 著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ 訳:森鴎外「犬」