出典:gooニュース
無実訴え獄中で読んだ1000冊 免田栄さんの本が熊本大に
死刑囚として初めて再審無罪となった免田栄さんが獄中で読んだ本約1000冊が熊本大学に寄贈されました。 1948年に、熊本県人吉市で一家4人が殺傷され現金が奪われた強盗殺人事件、いわゆる「免田事件」で、免田栄さんは逮捕され、死刑判決が確定。1983年に死刑囚として国内で初めて再審無罪となりました。
再審無罪・免田栄さんが獄中で読んだ1100冊 遺族が熊本大に寄贈
熊本大(熊本市中央区)は25日、死刑囚として国内で初めて再審無罪となり、2020年12月に95歳で亡くなった免田栄さんが獄中で読んだ約1100冊の書籍の寄贈を受け入れたと発表した。同大では免田事件の資料を収集しており、今回の書籍も合わせて保管する。目録の作成後、25年度にも一般公開する方針という。
免田栄さんが獄中で読んだ本寄贈 熊本大、来年度公開へ
熊本大は25日、1948年に熊本県人吉市で一家4人が殺傷された「免田事件」で逮捕され、死刑確定後に再審無罪となった故免田栄さんが拘置所などで読んだ本約千冊について、遺族から寄贈を受けると発表した。免田栄文庫として来年度の一般公開を目指す。記者会見した熊本大文書館の宮崎誓館長は「大学として社会問題の記録を残す責務がある」と述べた。
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