公事（おおやけごと）とは？意味・読み方・使い方

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おおやけ‐ごと〔おほやけ‐〕【公事】
の解説

１朝廷の政務・儀式・行事など。公事 (くじ) 。
1. 「源氏の—知り給ふ筋ならねば」〈源・紅葉賀〉

２朝廷への奉仕。租税を納め、賦役 (ぶやく) に従うことなど。
1. 「武蔵国を預けとらせて、—もなさせじ」〈更級〉

３公式に定まっているやり方。
1. 「祭のほど、限りある—に添ふこと多く」〈源・葵〉

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

公事の例文(8)

出典：青空文庫

･･･ねえからな、俺らその公事には乗んねえだ。汝先ず親方にべなって見べ･･･有島武郎「カインの末裔」
･･･えって法廷を進退する公事訴訟人の風采、俤、伏目に我を仰ぎ見る･･･泉鏡花「政談十二社」
･･･収納、取引についての公事訴訟、物産の取調べ、商売工業の盛衰等を検･･･福沢諭吉「小学教育の事」

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