出典:gooニュース
G20財務相会議、「共同声明」採択できず閉幕…議長国「ロシアとウクライナの戦争以来難しく」
【ケープタウン=秋山洋成】南アフリカ・ケープタウンで開かれた主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は27日、3会合ぶりに共同声明を採択できずに閉幕した。米国を中心に保護主義的な政策が強まり、世界経済の不確実性が高まる中、求心力の低下だけが印象に残った。
G20財務相会議閉幕 共同声明採択できず
ただ、アメリカをはじめ多く国の閣僚が欠席したほか、議論の成果となる共同声明の採択には至らず、結束の揺らぎが露呈する結果となりました。
G20財務会議、閣僚欠席多く共同声明見送り…トランプ関税で保護主義の台頭に懸念相次ぐ
ただ、共同声明への参加国の合意は得られず、議長総括は「大半」の意見と明記された。会議には、米国のベッセント財務長官や日本の加藤財務相、カナダやインド、中国の閣僚が出席を見送った。米国は明確な姿勢を示さなかったとみられる。
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