さいしんこうこく【再審抗告】
民事訴訟法上、即時抗告によって確定した決定・命令の取り消しと事件の再審理を求める不服申し立て。準再審。
さいしんせいきゅう【再審請求】
判決が確定した事件について、法に定められた事由がある場合に、判決を取り消して、裁判の審理をやり直すよう申し立てること、およびその手続き。再審を請求できる事由としては、虚偽の証言や偽造・変造された証拠などが判決の証拠となったことが証明されたとき(刑事・民事)、有罪の言い渡しを受けた者の利益となる新たな証拠が発見されたとき(刑事)、脅迫などの違法行為によって自白を強要された場合(民事)などがあり、刑事訴訟法・民事訴訟法にそれぞれ規定されている。刑事事件で再審が開始された場合、刑の執行を停止することができる。死刑確定後に再審によって無罪となった事件に、免田事件、財田川事件などがある。→再審査請求
出典:gooニュース
【憲法記念日】最高裁長官が会見「再審事件の課題の共有が重要」
3日の憲法記念日を前に最高裁判所の今崎幸彦長官が会見し、裁判のやり直し=再審のあり方について、「過去の再審事件から課題などを共有することが重要」だと述べました。今崎長官は会見で、民事裁判でウェブ会議の利用が始まるなど司法手続きのデジタル化が進んでいることについて、次のように述べました。
「再審法」改正向け考える 福岡市科学館で9日、弁護士が講演
超党派の国会議員連盟が今国会での改正実現を目指している再審法(刑事訴訟法の再審規定)について考える講演会が、9日午後5時から福岡市中央区六本松の市科学館6
「再審法改正議連」で法務省への不満と疑念 「あくまで今国会の成立を目指す」一方で議員立法に向けても“難航”
同議連は、有罪判決を受けた人が裁判のやり直しを求める「再審制度」を巡り、刑事訴訟法の規定の改正を目指している。一方、法務省も、法相の諮問機関の法制審議会(法制審)に法改正の検討を諮問していて、専門部会が21日に初会合を開いている。
もっと調べる