冠旧けれど沓に履かず
《「韓非子」外儲説から》貴賤・上下の別は決まっていて、乱すことはできないことのたとえ。沓新しけれど冠にあげず。
冠を挂く
官職を辞める。→挂冠 (けいかん)
冠を弾く
《「楚辞」漁父から》冠のちりを落として清潔にする。転じて、仕官や出仕の用意をする。
冠を曲げる
不機嫌になる。つむじを曲げる。「からかうとすぐに—・げる」→御冠 (おかんむり)
かんむりおとしづくり【冠落(と)し造(り)】
日本刀の刃の形の一。鎬 (しのぎ) 造りの一種で、鎬地 (しのぎじ) の先の部分の肉をそぎ落としたもの。短刀に多い。鵜 (う) の首造り。
かんむりざ【冠座】
北天の小さな星座。7個の星が半円形に並び、冠状をなす。7月中旬の午後8時ごろ南中し、天頂付近に見える。へっつい星。学名 (ラテン)Coronae Borealis
かんむりした【冠下】
公卿が、冠をかぶるときに結った髻 (もとどり) 。髪を頭頂で束ねて紐や元結 (もとゆい) で巻き上げ、棒のように立たせたもの。かむりした。
かんむりたいかい【冠大会】
スポンサーの会社名・商標名などを頭につけた名称をもつ競技会。
かんむりだな【冠棚】
⇒かむりだな
かんむりづけ【冠付け】
⇒かむりづけ