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辞書
1 寒気のきびしいさま。
「霜の朝の寒さは如何にも—と身にしみて」〈蘆花・思出の記〉
2 勇ましくりりしいさま。凜乎 (りんこ) 。「—と言い放つ」
「直ぐ思い返して一歩—と引き退った」〈木下尚江・良人の自白〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・御注意遊ばさるべくと凜然として言上し、陛下も悚然として御容を・・・ 徳冨蘆花「謀叛論(草稿)」
・・・歴史に徴するに、義気凜然として威武も屈する能わず富貴も誘う能わず・・・ 福沢諭吉「日本男子論」
・・・憎むべきものを凜然として憎むこと。その心の力がなくて、どこに愛が・・・ 宮本百合子「愛」
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