出典:gooニュース
法医学者「凶器と遺体の傷 一致してない」 特別法廷で死刑判決受けた『菊池事件』再審請求で証言 熊本
RKK弁護団によりますと3月4日、法医学の専門家である山本医学鑑定研究所の山本啓一所長が、「凶器とされる短刀の
「菊池事件」再審請求の証人尋問 凶器と傷に矛盾 法医学者が指摘
終了後、記者会見を開いた弁護側によると、山本氏からは、有罪の柱とされた物的証拠である凶器の短刀と遺体の傷の状況が矛盾することや傷の状況から加害者側が返り血を浴びないことは不自然なことなどが指摘されたという。 共同代表の徳田靖之弁護士は「こちら側が主張したいことは(主張)できた」と述べた。 3月18日も弁護団側求める供述心理学者への証人尋問がある予定。
菊池事件、証人が凶器の矛盾指摘 熊本再審請求、弁護側の法医学者
ハンセン病患者とされた男性が隔離先の特別法廷で死刑判決を受け、1962年に執行された「菊池事件」の第4次再審請求審で、弁護団が申請した法医学者の証人尋問が3日、熊本地裁であり、「遺体には凶器とされた短刀ではできない傷がある」と証言した。非公開の尋問後、弁護団が明らかにした。
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